津南町の保育・これから懸念されること

これから懸念される事! (保育士OBの意見)
☆ 人数が多いと何をするにも時間がかかり、自由遊びでも一斉保育でも時間が短くなり満足いくほどの遊び時間を設けることが難しくなる。子ども達が自分の遊び、または自分たちの遊びを充分楽しめることは十分な時間があってこそ新しい思い付きが生まれ根気強さが生まれるものです。

☆感染症はノロウイルスの場合保育園ではとても多い感染症です。うつる原因は家庭から保育園に入ることが多く嘔吐により広がります。保健所からの指導で消毒をしていますが、ここ2~3年は各保育園で感染が多く毎年自粛する保育園が増えています。そして、今回流行しているコロナウイルスでは今までの感染症と違い感染力が強く保育園では 3 密を防ぐことがが難しいといわれています。ノロウイルスより大変なコロナウイルスです。このことを考えると大規模な保育園を立てることは心配になります。再度考える必要があるものと思います。

☆支援児の子ども達は大勢の中に身を置くことや広いところが苦手な子ども達が多くいます。今の保育園では保育士が1名つきその子に合わせて上手に保育をしていただいています。しかし大きな保育園では人数が多く、広くて落ち響かない場所になってしまいます。今、支援児の子ども遊は全体の10%位いるといわれています。支援児にやさしい保育園は他の子どもたち全員にも優しい保育園です。

☆今、国の政策の中に女性も社会に出て働きましょうという方針が出ています。津南の若いお母さん方も働く方々が多くなり、保育園では未満児保育の人数が多くなっています。その中で小さい頃から保育園の中で過ごすことが多くなっています。そして働くお母さんも仕事のストレスが溜り生活が大変になる中で、今こそ保育園と家庭との連携が一番大切な時ではないでしょうか、一園になると、子供が多くなり連絡帳の記入もむずかしくなります。玄関での保護者対応が出来ず少しの話でも時間をつくることが難しくなってきます。保護者との連携が今より少なくなることは大きな問題だと思っています。今、ひまわり保育園の保護者の方々から、中津保育園と統合して人数が増えたため、保育士と話をすることが少なくなったという話を伺っています。一斉に帰る時間には人数が多すぎて、子供たちを保護者に確実にお返しすることで手いっぱいになります。今のひまわり保育園の子供たちより、大きな一園になると子供の数はおよそ二倍になります。

☆今コロナ禍により日本国中が大変な試練にみまわれ、三密の解消・交流の縮少が(ソーシャルディスタンス)が叫ばれており、保育園、学校等の有り方が問われております。津南はわざわざこの危険極まりない大規模保育園を建てようとしています。考え直すには今です。それぞれの地域の特性を活かした、今ある保育園をフル活用し、北部保育園の未満児室は保育園の奥にある休憩室に広い場所がありそこを改築し、小さめの休憩室と0歳児が入る保育室を造ることが解決策の一つです。

☆上郷保育園の少人数の子ども達に「集団遊びができない」「少なすぎてお友達ができない」という保護者の方々からの心配なお話も聞いています。しかし、今の時代だからこそ縦割り保育の大切さ、大きい子供たちが小さい子供たちを助けながらの生活、そして小さい子供たちは大きい子供たちに憧れを持ち、大きくなったら私たちもという気持ちを育てていくことが大切なことだと思います。そして縦割り保育こそ、将来仕事についてから必要とされる縦割りの大人の世界に必要な力がつくのではないかと話し合われています。しかし、年長になった時、小学校の大きな集団にスムーズに入れるように保育園での大きな集団の中で過ごすことの大切さも必要です。

そこで、私たちの会では今ある5園の間の交流を活発化させ、3歳児以上になったら、週何回かバスで各園に行き、友達作りやいろいろな保育園の環境で遊んでくるという方法はどうだろうかと話し合っています。もっといい方法があるのか、町民の皆様からもいい案を教えてほしいと思います。保育園は学校の準備期間ではありません。将来の人間形成や、身体を育む時期と思います。

☆津南の自然で遊ぶとはどういうことなのでしょうか。園庭に林を作るという話も聞いています。 実は林の中で遊ぶということは、人工的に造られた林の中での遊びとは全然違うのです。自然の林の中で遊ぶということは、子供たちの将来に向けた体作り、免疫力作りの重要な役割を担っています。そういうことも専門の方々からお話を聞きながら考えていくことがまるごと津南らしい保育と言えるのではないでしょうか。